絵本の講演会
6月18日(月)に
めぐみホールにて
『絵本の講演会』がありました。
講演していただいたのは、
福音館第二編集部
井上 博子 さん でした。
めぐみ幼稚園では年に2回、
絵本の講演会をしています。
この時期は絵本の作り手側の方に
来ていただいて絵本作りについて、
秋には、絵本作家さんに来ていただき、
お話ししていただいています。
今回は
「私の絵本作り」
というタイトルでした。
絵本を作る上で
特に気をつけている3本柱、
1、絵本は大人が本気で作るもの
2、絵本は楽しむもの(しつけるためのものではない)
3、絵本は大人が子どもに読んであげるもの
これらをモットーに日々、子どもたちのために
良い絵本を作っているそうです。
井上さんの話口調がとても暖かく、
素敵なことを沢山お話ししてくださいましたので、
皆さんお話の冒頭から、最後まで、
目頭を押さえていた方がとても多かったです。
ここ近年、男性の編集者の方が来ていただいて
講演してくださっていましたが、その都度、
とても面白く、ためになるお話でした。
しかし今回は、基本の3本柱は同じものの、
人間味あふれる
いつもとひと味もふた味も違った心にジーンと染み渡るような
お話をしてくださいました。
特に
『ぐりとぐらとすみれちゃん』
を作ったときのお話は、涙が止まりませんでした。
すみれちゃんは4歳で脳腫瘍で亡くなった女の子のお父様(幼稚園の先生)が
『ぐりとぐら』が大好きだったすみれちゃんのことを、なかがわりえこさんに
お手紙を送ったことがはじまりでできた絵本だそうです。
辛い中行動を起こして、気持ちが伝わり、形になった1冊だと思いました。
絵本の裏に隠された、エピソードを他の絵本についても
たくさん聞く事が出来ました。
無料ですし、ご近所の方々もお誘い合わせていらしてくださって
大丈夫ですので、今回来られなかった方々もぜひ次回、
聞きにいらしてみてはいかがでしょうか?
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