年長さん保育参観【火曜日の活動】
6月9日(火曜日)
年長さんの火曜日に活動の日。
今日は火曜日の活動の保育参観です。
いつものように自分のやる活動を、前の日に決めました。
まず先生が黒板にこの日の活動を黒板に書きます。
それを聞いて子どもたちは自分のやりたい活動を考えます。
そしてやりたい活動に手を挙げます。
中には大工さんや縫い物など、先生の目が行き届く人数が限られている
活動があります。
人数が限られている活動に希望者が多いときは子どもたちで話し合って決めます。
今回話し合いの結果、じゃんけんで決めることにしました。
活動が決まってから最後に、担当の先生が発表されます。
毎回そうして、子どもたちはお友達や先生に関係なく自分の意思だけでやりたい活動を決めています。
今回の「火曜日の活動」は、お母さんお父さんと一緒にやりますと聞いた子どもたちは
【だいくさん】
今日はお母さんと一緒に剣を作ります。
だいくさんは一人必ず1回はできるようになっています。
今日も初めてだいくさんをやるお友達ばかりです。
少し難しいところはお母さんと一緒に作りました。
外で思いっきりお母さんと体を動かして遊ぶ予定でしたが、
あいにくの天気でホールで遊ぶことになりました。
バランスボード
全員参加で「だるまさんが転んだ」
マットやリレーもしました。
ホールでもお母さんとたくさん触れ合って、たくさん体を動かしました。
【お手伝いに使うぞうきんを縫おう】
子どもたち・お父さんお母さん、それぞれで雑巾を縫いました。
布の周りを波縫いして、雑巾の表面には好きな絵やデザインを色鉛筆で下絵を描き、
根気と集中が必要な針仕事。一針一針丁寧に、針を運んでいます。
年長さんだからこそできる縫い物です。
お父さんお母さんも、子どもたちも夢中で針を動かしていました。
【でんでんだいこを作ろう】
スーパーのビニール袋とガムテープの芯ででんでんだいこを作りました。
年長さんはハサミが上手になり、ビニールをきれいに丸く切ることが出来ます。
みんなが難しかったと言っていたのはガムテープの芯にひもを通すことでした。
細かい作業もできるようになった年長さんだからできた作品であり、
難しいところはお母さんに手伝ってもらって一緒に作ることが出来た作品でした。
お母さんと協力してピンと張ったビニールにビーズがいい音を出します。
時間内に飾りまで作ることができました。
【わらべうたであそぼう】
日本に昔から歌いつがれてきたわらべ歌を、今日はお母さんと一緒に歌って遊びましょう。
「いっぽんばしこちょこちょ」
お母さんと触れ合ってうれしくて少し恥ずかしくて、くすぐったくて笑い転げました。
「かごめかごめ」
後ろの正面だあれ?
お母さん方は上手に声色を使って、最後まで当てられませんでした。
じゃんけんで味沢先生が負けたので、大人対子どものはないちもんめになりました。
他にも、時間いっぱいまでたくさんの歌・手遊びをしました。
幼稚園でやっている歌や手遊びも、今日先生から教えてもらってやる歌や手遊びもありました。
お母さんもなつかしい歌や遊びに、童心にかえって子どもたちと一緒に楽しみ、
みんなのお父さんお母さんが知ってる歌、おじいちゃんおばあちゃんが知ってる歌も
あるかもしれません。
お家に帰ってみんなでやってみてね。
【げきごっこをしよう】
げきごっこが大好きな子どもたち。
何の劇をしようか、図書室へ行ってそれぞれやりたい本を選んで来ました。
意見を出し合って、みんなで話し合って劇を決めます。
子どもたちの劇が決まりました。
「おともだちになってね」
もう舞台装置も出来上がっています!
役が決まったので、役に合った衣装を探してきました。
衣装も自分たちで決めました。
お母さんたちも役を決めて、衣装をつけてげきごっこをはじめています。
動きやセリフを話し合って確認しあいます。
さあ、いよいよお母さんたちお客さんに見てもらう時。
お母さんたちの前で少し緊張気味にはじまりましたが、
やり終えて、嬉しそうな満足げな顔を見せてくれました。
やはりみんなげきごっこが大好きなのですね。そんな表情でした。
次はお母さんたちの劇です。
切り株をめぐっていろいろな動物が出てくるお話でしたが、
切り株はお母さんの絵でした。
お母さんの劇も大成功でした。
子どもたちに負けず、生き生きと劇ごっこを楽しんでいました。
劇を決めて、役を決めて、衣装を決めて、セリフを覚えて、
お友達と協力して、
全員の力で劇ができました。
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今日はお母さん方に幼稚園での子どもたちの様子、
火曜日の活動の様子を見ていただきました。
また、一緒になって遊んで触れ合いました。
子どもたちの成長を感じられたことと思います。
子どもたちにとっても、今日のお母さんとの火曜日の活動はきっと思い出に残ることでしょう。