大人と子どものための読みきかせの会
9月2日(水曜日)
今年も「大人と子どものための読みきかせの会」が
めぐみ幼稚園に来てくださいました。
「大人と子どものための読みきかせの会」は中井貴恵さんを代表とする
読みきかせのボランティアグループです。
現在は幼稚園や小学校、病院で病気と闘っている子どもたちや障がいをもつ
子どもたちの施設で絵本の読みきかせの公演を行っています。
1998年から活動をはじめられ、めぐみ幼稚園にはもう13年ほど来ていただいています。
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今日上演される作品は「おおきなかぶ」です。
絵本ではおなじみのロシアのお話「おおきなかぶ」ですが、
中井貴恵さんの翻訳・ニーアム・シャーキーさんの絵により
新しい「おおきなかぶ」に生まれ変わりました。
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公演が始まると照明が落とされ、舞台にパネルシアターが現れました。
ピアノの生演奏と中井さんの朗読・パネルシアターによってお話が進んでいきます。
美しい言葉・美しい音楽、照明、絵本の世界が一体となって
ホール全体がぐんぐんとお話の世界に引き込まれていきました。
子どもたちは大きな声で
「うんとこしょ!どっこいしょ!」と割れんばかりの掛け声をかけ、
お話の世界の一員となっていました。
「おおきなかぶ」には今までとは違った、たくさんの動物たちが出てきます。
その動物たちに合った音や数あわせ、かぶがぬけるシーンなど
楽しい仕掛けがいっぱいでした。
全編に美しいオリジナルのピアノ曲が流れ、
繊細な美しい言葉に絵本の中の空気感まで感じられ、
楽しくて心あたたまるひとときでした。
子ども大人も一緒に楽しみました。
今年もめぐみ幼稚園に来てくださってありがとうございました。
ほかにもたくさん楽しいお話を聞かせてくださいます。
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