第35回 卒園式
とうとう年長さんがめぐみ幼稚園を卒園する日がやってきました。
朝から雨模様で、まるで空も年長さんの卒園をさみしがっているようです。
今日、はと組ひばり組の53名は
めぐみ幼稚園から大空へ飛び立ちます。
胸にお花をつけた今日の年長さんはいつも以上に大きく立派に見えました。
名前を呼ばれ、壇上に上がります。
先生からは一人ひとりに、思い出やいいところなど
「今日はおめでとう、という気持ちとさみしい気持ちがあります。
みんなは素晴らしい心を持っています。
お友達を受け入れる優しい心、思いやりの心、強い心を持っています。
そんなみんななら小学校へ行っても大丈夫です。
私たちは子どもたちが持っている「伸びる力」を見守り後押しをしてきました。
優しさというのは強い心から生まれます。
子どもたちの持つ力を信じてあげてください。
私たちはいつでも子どもたちの応援団です。」
園長先生からの最後のお話がありました。
母の会のお母さまからは
「園生活の延長線上で、様々な経験をしてきました。
ごっこ遊びを楽しみ、自分で考え意思を持って行動できる子どもたちに
成長しました。
子どもたちにとってめぐみ幼稚園はパラダイスでした。
園長先生のぶれない教育理念、
道下先生の経験の豊かさ、深い愛情
笑顔いっぱいの先生方
子どもたちのことを第一に考えてくださいました。
子どもたちは、めぐみ幼稚園で培った力でこれからも強く生きていくことでしょう。
私たちもいつまでも子どもたちに向き合っていきたいです」
というお言葉をいただきました。
『君と僕のラララ』
お友達と離れてしまうのがさみしいけれど、君と僕の空はつながっている。
それでもやっぱり涙が出てしまうけれど、
「涙の代わりに」一生懸命歌いました。
子どもたちが楽しみなことも不安や心配なことも、知りたいことも調べたいことも、
園生活のさまざまな場面で先生がみんなに絵本を読んでくれました。
そして子どもたちとたくさん話し合ってきました。
もし小学校にこんな子がいたらどうしよう。
「となりのせきのますだくん」
「いちねんせい」
最後に先生は「ぼくたちともだち」を読んでくれました。
年長さんは自分がしてもらってきたように優しい年長さんに成長しました。
たくさん遊んでケンカもして、
お友達を思いやることが出来る年長さんになりました。
リレーは一人ではバトンがつなげません。
パラバルーンでは力を合わせて心を一つにしました。
一緒にいろいろなことを乗り越えてきたともだち。
この先、子どもたちは自分の道を歩んでいきますが
平坦な道ばかりではなく、時には困難もあるでしょう。
どんな時も勇気をもって行動し自分を信じて歩いて行ってください。
悲しくなったり何かにつまずいた時はめぐみ幼稚園でみんなで遊んだことを思い出してください。
励まし合った仲間がいることを思い出して自分の道を歩いて行ってください。
めぐみ幼稚園は子どもたちがはじめの一歩を踏み出したふるさとです。
子どもたちも、お父さんお母さんも
みんなと一緒に遊べて楽しかったです。
保護者の方々には幼稚園の理念に賛同いただき
数多くのご協力をいただきました。
保護者の方々は子どもたちとともに幼稚園の誇りです。
本当にありがとうございました。
沢山の祝電を頂戴いたしました。
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【母の会より卒園記念品のご紹介】
・三輪車2台
・跳び箱
・逆上がり補助器
・紅白幕
・絵本
が贈られました。
年長さんも遊びました。
紅白幕は卒園式で使用しました。