豆まき会

2月3日の節分に向けて鬼のお面を作りました。

各学年のお面作りの様子をご覧ください。

【年中さんのお面作り】

好きな色の画用紙を折って鬼の顔の形にしました。

目と口の場所に穴を開け、目の周りに金や銀の折り紙を貼りました。

1月の保育参観では保護者の方と一緒にお面作りをしました。

まゆ毛はハサミで切り込みを入れて、鉛筆でくるりとカールさせました。

鼻は三角に折った紙を立体的に貼り付けました。

ギザギザの牙や毛糸で髭もつけて、強そうな鬼が出来ました。




【年少さんのお面作り】

年少さんは好きな色の画用紙を選び、鬼の顔の形に切りました。

目や口はクレヨンで描きました。

鼻や牙は三角に切った折り紙を糊で貼りました。

毛糸でもじゃもじゃの毛を貼り付けました。

はさみや糊の使い方も上手になりました。

牙がたくさんあって強そうですね。

【年長さんのお面作り】

年長さんはボール紙を切り、顔の形に合わせて切り込みを入れ

切り込んだ部分を重ねて立体にしました。

目、口の場所に穴を開けました。

角は紙を巻いて作りました。

ボール紙は厚いのですが、

今までいろいろなものを切ってきたのでうまく切れました。



そして顔に小さく切った布を貼り付けました。

たくさんの布が必要で、貼るのに根気が要りました。

パッチワークのように貼り合わせていきます。

ひとりひとりの個性がひかります。

鬼の角の数は何本でしょうか？決まっているわけではありません。

子どもたちは自由に考え角を作りました。1本、2本、3本、…

この鬼には7本の角が生えています。

強い鬼を作ろうと考えたら7本になったそうです。

子どもたちの自由な想像力は本当に素晴らしいです。

【豆まき会】

今日は2月3日、節分です。

自分で作った鬼のお面をかぶってホールに集まりました。

さまざまな表情をしたかわいい鬼たちが大集合しました。

最初に園長先生から節分についてのお話を聞きました。

『今日、「節分」は季節を分ける日です。

暦の上では今日まで冬、明日から春になります。

昔は1年の始まりは春の始まりと考えられ、前の年の厄を追い払うために

豆まきをするようになりました。

また、自分の数え年の数だけ豆を食べると病気にならず健康でいられると言われています。

明日から春って言われても信じられないかもしれませんが、少しずつ春がやってきていますよ。

みんな外へ出てみて。春の芽吹きを探したり春の匂いをかいでみよう。

外に出て春をみつけてみてください。』

そして各組から一人ずつ代表して、

みんなの前でどのように作ったかを話してもらいました。

また、「自分の中から追い出したい鬼」も発表してもらいました。

年少さん

年中さん

年長さん




各学年で作り方や特徴に違いがありましたね。

みんなの中にもお友だちと同じ追い出したい鬼はいますか？

今日はその鬼をみんなで追い出しましょうね。

**

「節分のまめ」という昔話のスライドを見ました。

**

スライドが終わると、いよいよ豆まきです。

お面をつけた子どもたちが鬼になって、2月生まれさんが舞台の上から豆をまきます。

今年もケガや大きな病気をしませんように。

幸せの福の神がやって来ますように。みんなで「鬼は外、福は内」ととなえましょう。




２月生まれのお友だちと園長先生、道下先生（２月生まれ）が豆をまくと

鬼さんたちから歓声が上がりました。

みんなで「鬼は外～！福は内！」

大きく開けた窓から鬼が逃げ出すように、福が舞い込むように、

みんなで大きな声を出しました。

豆をまかれた鬼たちはたまらず逃げ出しました。






















お部屋に帰って、今度はお部屋で豆まきをしました。

お庭に向かって「鬼は外～！」お部屋の中で「福は内～！」

2階からもたくさん豆が降ってきました。

豆をまいた後は、年の数に一粒足した数の福豆を食べました。

年少さんは折り紙で折ったコップに、年中さん年長さんは桝を作って

その中に福豆を入れてもらいました。

年の数を食べた後は、おかわり！

たくさんもらいました。

おいしくておかわりが止まらないお友だちもいましたね。















福豆を食べて今年の健康をお祈りしました。







さてみんなはどんな鬼を追い出したいのでしょうか。

お面の裏に書いた言葉を見せてもらいました。

自分が苦手なことや直したいところなど

子どもたちはちゃんとわかっているのですね。

今日は豆まきをして幼稚園が清々しい空気で満たされました。

みんなのパワーで鬼が出ていき、福の神がやって来てくれたことでしょう。

今年も1年健康で過ごせますように。