絵本
めぐみ幼稚園の「めぐみ図書室」には五千冊近くの本があります。
置いてある絵本は十分吟味してあり、子どもたちにとって良い絵本ばかりです。
子どもたちは毎週金曜日に好きな本を自分で選んで、借りて帰ります。
今日も子どもたちが本を選びにやってきました。
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「これはどんな本かな。」「この本も面白そう。」
「あ!これ前に読んだ!」
お友達の本選びを手伝ってあげる子もいます。「この本はどう?」
ついつい読みふけってしまう子もいます。
こちらでは探している本が見つからなくて、道下先生と一緒に探していました。
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ほとんどの大型絵本は代々の「絵本の会」のお父さんお母さん方が子どもたちのために描いて下さったものです。
お父さんお母さん方が心をこめて描いた絵本。本当の絵本そのもの、素晴らしい作品たちです。
めぐみ図書室の本は保護者の方々もいつでも借りられます。
保護者の方のカード入れが図書室の中にあります。
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年少さんも本を借りにやってきました。
年少さんはみんなで一斉に借りに行くのでワイワイにぎやか。
本を選んだらおへやに戻って、先生にカードに日付を書いてもらいます。
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借りた本のカードを自分のカード入れに入れます。
年少さんも一人でできるようになりました。
年長さんは自分で書いた絵のカード入れです。色とりどり、個性が光っています。
おうちに持って帰って、読んでもらうのが楽しみですね。
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絵本は読むものではなく、読んでもらうものです。
人間の肉声で、それも父親や母親や先生に読んでもらうのが、子どもにとって心地よいものと感じます。
子どもは絵本の絵を見て、語られた言葉を耳から聞き、その二つを思考の中でつなげてイマジネーションの世界を創ります。
その時、語られた言葉が子どもの心に届いた時、感性を刺激すると同時に「自分が愛されている」という実感を受けるのです。
絵本は、子どもに豊かな感性と愛情を育みます。
本を読んでもらった思い出は、子どもの生きる糧になります。
どんどん読んであげてくださいね。
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この日、図書室で集中してずっと本を読んでいたお友達がいました。
まるで本の世界の中に入り込んでいるようでした。
こんな時間を大切にしてあげたいと思います。