公演・講演

2015年9月16日 (水)

ワクワクさん公演

9月14日月曜日

今年も「つくってあそぼ」でおなじみのワクワクさんがめぐみ幼稚園に来てくれました。

今日はどんな工作でどんなおもちゃを作ってくれるのでしょうか?

期待に胸をふくらませ、子どもたちとお父さんお母さんがホールに集まりました。

いよいよワクワクさんが登場すると

ワクワクさんの楽しいお話に子どもたちは笑いが止まらず。

ワクワクさんが作る工作に釘付けです。

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今日は牛乳パックを使ってたくさんのおもちゃを作ってくれました。

けん玉・ボール・ラケット・こま、と牛乳パックで余る部分無く作って見せてくれました。

四角い牛乳パックから丸いボールが作れるなんて!子どもたちは目を丸くしていました。

ワクワクさんは工作をしながら子どもたちや先生・お父さんお母さんが

作る時のためのコツやアドバイスをしてくれます。

子どもたちにはあくまで目分量で伝え、曲がっても大丈夫!と

子どもでも気軽に挑戦できるような工作になっていました。

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最後はごみ袋を4つつなげて作った大きな大きな風船で

2つのチームに分かれて風船送りゲームをしました。

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子どもたちとお父さんお母さん一緒に、大盛り上がりでした。

夢中で遊んだので風船はあっと言う間に穴が開いてしまいましたが、

「作ったものは壊れます。でも何度も補修してとことん遊んでください。」

と、その場でワクワクさんが直して見せてくれました。

身近なもので楽しいおもちゃが作れて、最後まで遊びきる。

物であふれる現代ですが、大切なことですね。

子どもたちの「やってみたい!」という気持ちを引き出し、

最初から最後まで楽しませてくれたワクワクさん、ありがとう!

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ワクワクさんが作って置いて行ってくれたおもちゃで遊びました。

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お父さんお母さん、お家でも子どもたちと一緒に作って遊んでみてください。

2015年9月10日 (木)

大人と子どものための読みきかせの会

9月2日(水曜日)

今年も「大人と子どものための読みきかせの会」が

めぐみ幼稚園に来てくださいました。

「大人と子どものための読みきかせの会」は中井貴恵さんを代表とする

読みきかせのボランティアグループです。

現在は幼稚園や小学校、病院で病気と闘っている子どもたちや障がいをもつ

子どもたちの施設で絵本の読みきかせの公演を行っています。

1998年から活動をはじめられ、めぐみ幼稚園にはもう13年ほど来ていただいています。

今日上演される作品は「おおきなかぶ」です。

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絵本ではおなじみのロシアのお話「おおきなかぶ」ですが、

中井貴恵さんの翻訳・ニーアム・シャーキーさんの絵により

新しい「おおきなかぶ」に生まれ変わりました。

公演が始まると照明が落とされ、舞台にパネルシアターが現れました。

ピアノの生演奏と中井さんの朗読・パネルシアターによってお話が進んでいきます。

美しい言葉・美しい音楽、照明、絵本の世界が一体となって

ホール全体がぐんぐんとお話の世界に引き込まれていきました。

子どもたちは大きな声で

「うんとこしょ!どっこいしょ!」と割れんばかりの掛け声をかけ、

お話の世界の一員となっていました。

「おおきなかぶ」には今までとは違った、たくさんの動物たちが出てきます。

その動物たちに合った音や数あわせ、かぶがぬけるシーンなど

楽しい仕掛けがいっぱいでした。

全編に美しいオリジナルのピアノ曲が流れ、

繊細な美しい言葉に絵本の中の空気感まで感じられ、

楽しくて心あたたまるひとときでした。

子ども大人も一緒に楽しみました。

今年もめぐみ幼稚園に来てくださってありがとうございました。

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「大人と子どものための読みきかせの会」

http://www.konsuke.jp

ほかにもたくさん楽しいお話を聞かせてくださいます。

2015年7月15日 (水)

絵本の講演会




6月30日

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めぐみ幼稚園のホールに福音館書店の川鍋雅則さんをお迎えして

講演会が行われました。

川鍋さんは「かがくのとも」の編集をされていらっしゃいます。

「かがくのとも」は身近な自然や社会科学をテーマにした絵本です。

科学絵本を作るにあたっては、子どもたちを科学の入口へ誘うことを目的に、

子どもたちが興味を持てるようなテーマを意識して扱っているそうです。

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かがくのともは、1年を通して観察・考察する取材を重ねて、

完成までに何年もかかることもあります。

「イワシ」は5年くらいかかったそうです。

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また、科学技術が進んでも変わることのないものをテーマに絵本を作ることもあります。

人間を含む生物の営みは不変であり、いつの時代も命というテーマは変わることがありません。

「このよでいちばんはやいのは」

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数式化されているものよりもっと早いもの、

一番大切なのは想像力だと書かれています。

想像力から新しい発見・喜びが生まれる、想像力はすべての源です。

子どもたちには身近なところから気付き・新しい発見をしてもらいたいと思って

絵本を作っているそうです。

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めぐみ幼稚園では1984年のかがくのとも「どんぐりだんご」の本の発行から毎年、

この本と同じようにどんぐりだんごを作って食べています。

どんぐりだんごを作るとき以外でも

時々図書室から先生や子どもたちが出してきて読んでいます。

たくさんの人たちに愛されてきた本です。

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絵本は子どもたちのためにたくさんの人たちの手で作ってくださっている

ということがよくわかりました。

これからも素晴らしい本を届けてください。楽しみにしています。


幼稚園のかがくのともは幼稚園創立1年目から揃っています。

お母さま方も今日のお話を思い浮かべながら読んでみてください。