劇ごっことひなまつり発表会
子どもたちは日々の幼稚園の生活の中やお誕生日会などで、劇ごっこをして遊んでいます。
劇ごっこをする中、子どもたちからお家の人やたくさんの人に見てもらいたいという気持ちが生まれ、
今年もひなまつり発表会でみんなの劇を見てもらうことになりました。
めぐみ幼稚園ではさまざまな場面でも「練習」をすることはありません。
発表会のために練習をするのではなく、ごっこ遊びを楽しむ延長線上に発表の場があります。
そのため保護者の方々は子どもたちからの「見に来てね」という言葉を待ってくださっています。
年少さんは全員で一つのお話を、年中さんと年長さんは二つのお話で劇をします。
先生が読んでくれる本や先生が考えたお話で劇ごっこをして、お話の中から子どもたちが好きな役を選びます。
最初のうちは日ごとにやりたい役が変わることもあります。
お話や役が好きでずっと同じ役をやっていた子も、
迷ってなかなか決めることができなかった子もいましたが、
子どもたちは劇ごっこがどんどん楽しくなっていきました。
自分が出る劇以外の劇も見ます。
他の劇を見るのも、見てもらうのも子どもたちの学びの場になっています。
子どもたちは劇を見るのが大好きです。
年長さんは役の気持ちや場面の情景を想像してせりふの言い方を考えたり、
見る人に伝えるためには、ということを考えるようになりました。
年中さんは劇のお話をよく理解していて、自分だけでなくお友だちのせりふや動きも覚えて
教え合ったり協力して劇ごっこをしていました。
自分たちでは気付かなかった部分に気付いたり
各学年最後の締めくくりとして、劇遊びの楽しさや表現することの喜びを体感する場
として、幼稚園のお隣の千葉市教育会館大ホールにてひなまつり発表会が行われました。
母の会の役員のお母さんに絵本を読んでもらったり
先生とお話したり手遊びしたりして過ごします。
劇を見て集中した後の幕間は子どもたちの負担にならないように
ロビーにいる間に上演している劇は、予行練習で出番を入れ替え
はじめに園長先生から
「今日はおじいちゃんおばあちゃん、お父さんお母さん、たくさんの人が見に来てくれました。
舞台で生き生きと光る子どもたちの姿を楽しんで、そして応援してください。」
とお話がありました。
年長組合奏
年長組メロディオン演奏
歌『勇気100%』
もうすぐめぐみ幼稚園から巣立っていく年長さんの、
力強い歌声に勇気をもらいました。
入園した頃小さかった子どもたちが胸を張って堂々と歌う姿に胸が熱くなるとともに
子どもたちの未来が明るく輝かしいものでありますように
メグミーズバンド
先生方によるメグミーズバンドは
「先生も子どもたちのように真剣に取り組む姿を見てもらいたい、
子どもたち本物の音楽を届けたい」、という思いから
山本真理子先生のご指導により創立2年目から始まり、今年で36年目になります。
最後に全員で園歌を歌ってひな祭り発表会が終わりました。
子どもたちへあたたかいまなざし、あたたかい拍手をありがとうございました。
見てくださる方々の、子どもたちのセリフや歌を静かに聞こうという姿勢が
子どもたちの劇や歌をより輝かせていると思います。
また、予行練習や当日の運営でご協力いただいた母の会役員の皆様や
会場整備や園から会場までの荷物の運搬にご協力いただいた皆様に