豆まき会
2月2日(金曜日)
2月3日は節分です。今年は土曜日で休園にあたるので
前日の2日に節分の豆まき会を行いました。
自分で作った鬼のお面をかぶった子どもたちがホールにやって来ました。
いろいろなお顔の鬼たちがいますね。
道下先生のマイクが面白い動きをしてみんなで大笑い
鬼たちが勢揃いしました。
はじめに園長先生から節分のお話がありました。
節分は季節を分ける、と書きます。
日本には4つの季節があって、新しい季節になる前の日を節分といいます。
日本の暦では2月4日は立春、今日から春ですよという日です。
外に出てよくまわりを見てみると、少しずつ春が近づいているのがわかります。
幼稚園の門の前の桜の木の枝に、いつの間にか実がふくらんでいて
桜の花の赤ちゃんができていますよ。
春がみんなのところに「トントントン、春ですよ」とやって来ています。
季節の分かれ目には鬼が出ると考えられていたことから、豆をまいて鬼を追い払います。
そして今年もケガや病気しないように、幸せの福の神がやって来ますように。
「鬼は外、福は内」と豆をまきましょう。
各組から一人ずつ舞台に出て来てもらいました。
作ったお面をどんなふうに何を使って作ったのか、学年ごとのお面の作りの違いや
自分の中から追い出したい鬼を教えてもらいました。
年中さんは画用紙を折り紙のように折って作りました。
年長さんはボール紙を切って立体的なお面を作りました。
お面全体に小さく切った布をたくさん貼り付けました。
一人ずつ教えてもらいました。
みんなの中にもお友だちと同じ、追い出したい鬼はいますか?
今日は豆まきをしてその鬼をみんなで追い出しましょうね。
いよいよこれから豆まきです。
福を呼び込み、鬼を追い出すために窓を開けます。
2月生まれのお友だちと園長先生、道下先生(2月生まれ)、
伊藤先生(年女)が豆をまきます。
みんなで「鬼は外~!福は内!」と大きな声を出しました。
ホールの豆まきの後は、お部屋に戻って豆まきをしました。
年少さんは折り紙で折ったコップに豆を入れます。
お庭に向かって「鬼は外~!」お部屋の中へ「福は内~!」
年中さん、年長さんは画用紙で枡を作りました。
この枡に豆を入れて豆まきをします。
2階のテラスからも「鬼は外、福は内」の元気な声と共に勢いよく豆が飛んできました。
年長さんも年中さんも、豆からできる食べ物に
お味噌や醤油、納豆などがあることを知っていました。
子どもたちは自分たちよりたくさん食べられる先生がうらやましくて、
先生の食べる様子を熱い視線で最後まで見守っていました。
年の数の豆を食べた後はたくさんおかわりをしました。
おかわりがあることを知った子どもたちは大喜びでした。
みんなでおいしくいただいて、今年も健康に過ごせるように願いました。
お面作りは各学年で作り方や特徴に違いがあります。
年少さんは画用紙をはさみで鬼の形に切り
鼻や牙は三角に切った折り紙を糊で貼りました。
はさみや糊の使い方も上手になりました。
年中さんは画用紙を鬼の顔の形に折りました。
まゆ毛は画用紙にハサミで切り込みを入れて、鉛筆で丸めてカールさせました。
鼻は紙を三角に折ったものを貼って、立体的なとがった鼻にしました。
年長さんはボール紙を顔の形に合わせて切り込みを入れ
切り込んだ部分を重ねて立体にしました。
角は紙を丸め、マジックで模様を描きました。
年少さんのお面から年長さんのお面への変化で、
それぞれの学年の子どもたちが出来るようになったことや
子どもたちの成長を感じていただけると思います。
どんなところを頑張って、どのように作ったのか、子どもたちにも聞いてみてください。
自分が苦手なことや直したいところ、
今日の豆まきで鬼がいなくなって
みんなの心の中にも福の神がやって来ますように。
そして健康で幸せな一年でありますように。